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    <title>山形浩生 : Irresponsible Rumors</title>
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    <description>風の噂ではございますが……</description>
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  <title>ラオスにきたら、いつも使っている携帯電話...</title>
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  <description>ラオスにきたら、いつも使っている携帯電話がつながったりつながらなかったり。SMSも送れなかったりする。するとカウンターパートから連絡がきて、今使っている携帯電話（TIGO 改め Beeline) を換えろという。TIGO から他のキャリアの電話につながらなくなっているから、といって。なんじゃそりゃ。
　TIGO の機械の故障らしい、と言われたんだが、調べてみたら、なんと TIGO が（おそらく Beeline に買収/改名する過程で）協定破りのプロモーションをやって、それに対して他の携帯会社が制裁措置として、TIGO/Beeline への回線接続を切ったんだって。ひでえ。協定破りって、少しお得なプランを出したとかそんな話だけど、それでここまでやるか？！？　そんなことをしたら業界全体の利益が下がるからというんだけど、それってカルテルっていうんですよー。社会主義国は知らないかもしれないけど、いけないことなんですよー。
　しかし TIGO も、古いページから新しい Beeline のページにリンクを張るくらいの手間を惜しまなければいいのに（といってもその新しいページが見当たらない……）。 (2011/10/27, id)</description>
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  <title>遊びで受けてみた TOEFL ibt だ...</title>
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  <description>遊びで受けてみた TOEFL ibt だが、ライティングがこんなに低いとはちょっとがっかり。少し書き方に凝りすぎたか。もうちょっとシンプルに書けばよかった。あと、ぼーっとしていてちょっと聞き逃した部分があったせいもあるのかなあ。 (2011/10/26, id)</description>
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  <title>まったく知らなかったが、今月頭に、かのプ...</title>
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  <description>まったく知らなかったが、今月頭に、かのプロジェクトグーテンベルグ創始者のマイケル・ハートが他界していた。このプロジェクトにはテキストももらったし、いろんな権利やテキスト配布がらみの考え方も教わったし、何より「こんなことやっちゃえるんだ」と目から鱗を取ってくれたことには何よりも感謝している。その恩恵と遺志に応えるためにも、自由に流通する文書をどんどん増やさなきゃ。気がつかなかったけれど、今見たら The Economist にも立派な追悼文が出ている。もっと枯れたジジイかと思っていたよ…… (2011/9/29, id)</description>
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  <title>最近の The Economist では...</title>
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  <description>最近の The Economist では、アジアの女性が晩婚化、未婚化していて、それは高等教育が進み、家庭や育児に縛られない経済的な独立性が確保されたからだ、という議論をしていた。そしてその結果としてアジアの男性は結婚はおろかセックスもできずに悶々としている、という話。
　それに対していくつか投書がその数号後で紹介され、男だって都市化に伴いいろいろ火遊びのチャンスができてるよ、という指摘とか、家庭のよさは忘れられていないよ、という投書の中に混じってこんなのがあった。</description>
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  <title>矢作俊彦がぼくのGQの文章に「反論」した...</title>
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  <description>矢作俊彦がぼくのGQの文章に「反論」したというので見てみた。ぼくには「論」にはまったく思えず、ただの付け焼き刃の感情垂れ流しポジショントークとしか思えないんだが、多くの人は説得力（でも論がないのに、何に説得されたんだろうか）を感じたようだ。そしてツイートなどを見るに、多くの人は次のネタにずいぶん賛同している。

　核廃棄物をどうするの？　山形はそれに触れてないじゃないか、というわけ。

　さて、ぼくはその話はちゃんと触れているのだ。そしてそれは、ぼくのほうも是非聞きたいところ。あなたたち、核廃棄物をどうするの？
　自分たちは脱原発と言っているから、その要求が通れば廃棄物がすぐ消えてなくなるとでも思ってるの？
　今動いてる原発があって当分後始末もいる。過去に出た廃棄物もある。それを何とかしなくてはいけない。あなたたち、いまの原子力の管理技術では不安なんでしょ？　技術だけじゃなくて体制も信用できないと思ってるんでしょ？　そしたら、今ある（そしてこれからも出続ける）ものを今よりマシな形で管理処分する必要があるんでしょ。そのための技術開発は必須だ。だからぼくは原子力の研究開発に金をかけろと言っているんだよ。

　でも、それだけじゃ足りない。だれがそれをやってくれるの？　先の見通しのない、つぶしも効かない、過去の尻ぬぐいにしかならない技術の開発に、だれが来てくれるの？　工学部の進振を見ればわかるけれど、学生はそういうのに敏感だよ。
　そう考えると、本気で脱原発をするためにも、逆に原子力エネルギーに多少なりとも可能性は残さないと(民生発電でなくてもいいよ）ダメじゃない？　そうでないと、まともな人材きてくれないよ？
　ぼくはそう思うんだ。そしてあのGQの文も、そこまで考えての話なんだけどね。変な結論だとは思うし、これを詭弁だと思う人も多いだろう。でもさ、それじゃどうすればいいの？　そう聞くと、東電の責任だから東電にやらせろ、とか言うんだけど、そういうときだけ東電を信用していいわけ？　かれらだって、ない技術は振れないんだよ。どうせ今の原発の敷地って、脱原発した後で何か別のことに使えるわけでもないんでしょ。だったら今の使い道をどう改善するか考えたほうがいいんじゃないの？

　だいたいぼくは、矢作俊彦みたいなバブル全盛期にいい思いをしてきた、60-70 歳くらいの連中の道楽エコロジーだのはまったく信用していないし、その連中がこの震災や原発事故で急に社会派に目覚めてきいたふうな口をきくのがおかしくてならない。かれらは今後、現状維持のまま社会にたかれればそれでいいんだから、あまり信用するのは考え物だと思うよ。しかも矢作俊彦は、何やら突然社会派ぶった口をきくけれど、ぼくが見る限り、実は全然この問題について本気ではないんだ。なぜそれがわかるかといえば、ぼくはエンジニアであると共に、実務エコノミストでもあるからだ。人が何かをどのくらい本気で求めているかは、支払い意志額というものでわかる。それにその人がいくらお金を出す気があるか？　矢作俊彦は、「原発に頼るなら、電気料金を倍払っても良い。」と書いている。これは「頼るくらいなら」のうちまちがいだと思う。これが矢作の支払い意志額ということだ。

　で、それって具体的にいくら？

　ぼくは矢作家の電気代は知らないが、あまり電気をつかわないぼくんちの四倍くらいとしても、月に追加で 2 万円くらいとしようか（ちなみに、それ以上ならまず節電したほうがいいね）。
　月 2 万円。ツイッターでいくらかっこいいことを書いたところで、矢作レベルのそれなりに売れている作家ですら、この原発事故の後ですら、実はその程度のはした金しか出す気がないということだ。さて、この発言にどこまで重みが感じられるだろうか？　が、まあそれは人によって評価もちがうんだろうね。それにもちろん、大事なのは金額の大小なんかじゃなくて、気持ちとか愛とか、そんなものなんだよね。それがどんな役に立つのかは知らないけれど。  (2011/9/21, id)</description>
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  <title>そろそろ、いろんなファイルを電子本にして...</title>
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  <description>そろそろ、いろんなファイルを電子本にして電子ブック普及に貢献しようじゃないかと思っていたんだが、数日前にケインズ『一般理論』の翻訳用テキストを探していたときに見つけた Adelade 大の EPUB版で、注がすべて抜け落ちているのを見て気になって調べたところ……
　EPUB って脚注扱えないのお？？？？！！！！　Kindle 用 mobi は一応なんとかなるようだが、巻末注にしちゃうみたいだし。確かに扱いむずかしいんだが、どうしたもんか。  (2011/9/10, id)</description>
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  <title>夏の間、家の iMac のファンがぐぉん...</title>
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  <description>夏の間、家の iMac のファンがぐぉんぐぉんと壮絶にまわるようになっていて、やっぱ暑いとコンピュータくんも大変だと思っていたんだが、昨日ふとメモリがやたらに安くなっていることに気がついて、メモリを 8GB から 16GB に増設（これで 7,000 円だもんなあ）しようと底を見たら、ありゃりゃ、こんなにホコリが貯まっておりましたか。メモリ増設ついでにホコリを取って通気をよくしたら、ファンも実に静か、ついでにParallels にメモリを4GB割り振ったらウィンドウズ側も非常に快適。これまでなぜか LaTeX からpdf を作るのが失敗していたのも、これを期にインストールしなおしたらきれいに直った。
　あとは Mac 側にいれた TeXLive が、インストールを何度やりなおしても日本語を処理できないのさえなんとかなれば……  (2011/9/10, id)</description>
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  <title>日本に帰ってみたら、あちこちで節電を理由...</title>
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  <description>日本に帰ってみたら、あちこちで節電を理由に盆踊りその他のイベントが中止になったり時間が繰り上がったりしている。バカな話だ。
　だってそれでホントに節電になってるの？ 百人集まるイベントなら、その百人が夜に家にいて 70 台のクーラーかけて200カ所の明かりを点して 60 台のテレビ見るよりも、その一カ所に人が集まってアンプと電飾の電気を使うほうが全体としては節電になるんだ、というくらいの屁理屈は即座に思いつく。たぶん裏付けデータだって出せると思うな。そんなの仮定の置き方次第でどうにでもなるんだから。
　もちろん、そんなので中止その他を決める主催者は、別に本気で節電なんか考えてるわけじゃなくて、なんか世間の「空気」とやらに迎合したいだけなんだろうけど。  (2011/8/28, id)</description>
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  <title>藤沢久美ってまともなことを言うのを聞いた...</title>
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  <description>藤沢久美ってまともなことを言うのを聞いたことがないけど、フェイスブックでもこんなわけのわからない話 (画面キャプチャ)。デンマークでは、シートベルトをするか個人の自主性に任せられていて、上からの規制の押しつけではないんだって。それが福祉社会の条件だとか。
　へえ、デンマークでも、シートベルトはちゃんと法律で義務づけ​られて、しっかり上から押しつけられてるはずですが？　文として言いたいことはわかるが、こんなバカな話を枕​に降られると説得力皆無。
　たぶん「ガキじゃねーんだから、そんなくだ​らないこといちいちきくな（シートベルトしなきゃいけな​いに決まってんだろがバーカ）」と言われたのを、まぬけ​な解釈してるだけだと思う。そうでなきゃ、この手の話にありがちなねつ造か。昔、「アメリカは自己責任の国だからグランドキャニオンには柵がない」とかいうくだらない嘘が出回ったのと同じ。
　福祉とそれを野放図にしないための方策と全般的な規制との関係は、こんな記事を見ておくれ。労働市場の話だけど構図はまったくいっしょ。自己責任だから高福祉なんて話、きいたこともないし、人間のそんな気高さに頼ったシステムは ESS からほど遠くて維持不可能だってわからないやつは、そもそも福祉とか口走っちゃいけないよ。進化論をかじっておいてよかったなあ。  (2011/8/2, id)</description>
  <dc:date>2011-08-02T00:00:00+09:00</dc:date></item>
<item rdf:about="http://cruel.org/other/rumors2011_2.html#item2011071802">
  <title>昔、ブックマークした記事を見てみたんだけ...</title>
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  <description>昔、ブックマークした記事を見てみたんだけど、コンピュータのかけ算は、ビット操作でもできるんだという話。むろん、えらく昔のページだしそれ自体がページの主な主張ではないし、他のやり方もあるんだぞどうだ立花隆、というのはよくわかるし（でも立花の言うこと、基本はまちがってないけど）、全体の趣旨はある程度納得する。
　でも……ぼくも昔 Z80 の機械語は少しいじったけど、Z80 でかけ算するとき、ビット操作なんかしなかったような。だって Z80 には乗算命令があったんだもの（→ 追記参照）。二の倍数かけるだけなら、ビットずらすのはよい手だけれど、汎用的にやるなら乗算命令使ったでしょ。
　8080A でかけ算やろうとすると、ものすごいサブルーチン組んで、上8ビットと下8ビットに解を分割してあーだこーだ。それが Z80 は二バイトレジスタを山ほど持っていて、3 命令ですんだぁら、ものすごい感動だった。ついでに除算命令まであった！　しかもスタティック動作だから回路設計も楽 (しかも邪魔な 8224 みたいなのも不要)。で、ザイログが Z80 を出したあともインテルは、あまり進歩のない 8085 しか出せず、もうインテル終わった、とみんな思っていたし、その後16bit時代になったときも、インテルの 8086 はあまりパッとしなくて、ザイログの Z8000 は具体的にどうすごかったかは忘れたけれど、「おおおおっ」と思ったのは覚えてる。しかもその後インテルは 8088 なんていう、16bit CPU なのにバスは 8bit という志の低い連中向けの安っちい CPU を出してみて、スペック至上の高校生は「ローエンドの貧乏人相手ですか、もうインテル逝ってる」と馬鹿にしていたんだが……
　ふたを開けてみたら、Z8000 は歩留まり悪すぎて自滅。そしてぼくが馬鹿にしていた 8088 が、IBM の安い PC/XT に使われて大ヒット (AT なんかスペック高すぎてビジネスには無用と言われていた)。ぼくはこれを覚えているので、「インテルは常に果敢なイノベーションが……」とかいうビジネス書を見るとヘヘーンと思ってしまうし、世の中決して優れたものが生き残るとは限らず、はやすぎるということもあるのだ、というのを知って、その後安田寿明『マイコンピュータ入門』に書かれたビジコン社の運命を読んだときに、ちょっとほろりとした……と月を見ながら思い出す。

追記……という話を書いたら、「Z80には乗算命令なかったぞ」という矢のような指摘。えー、そうだっけ？　あの頃はなんでもいじってたからごっちゃになったかな？　倍長レジスタで処理が簡単だったのを記憶の中で改変しただけかな？　なんかの乗算命令ですごく感動したのは覚えてるんだが。すみません。  (2011/7/18, id)</description>
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